2006年04月06日

森昌子“脱演歌”で歩む…前夫、進一とガチンコバトル

先月27日に涙の復帰会見を行った歌手、森昌子(47)が5日、所属レコード会社を通じて6月7日に20年ぶりの新曲「バラ色の未来」を発売することを発表した。「一番最初に聴かせたかった」という思いを乗せて、会見翌日に死去した父、常夫さんの遺影を前にレコーディングを済ませ、これまでのイメージを覆すポップス色の強い“脱演歌”曲を完成させた。5月17日に新曲「たずねて小樽」を発売する前夫、森進一(57)と激突する。
涙の復帰会見から9日、昌子が最愛の父の死を乗り越え動き出した。
20年ぶりのレコーディングは4日午後。都内のスタジオで、「バラ色の未来」を作詞したなかにし礼氏(67)、作曲した浜圭介氏(59)が立ち会う中、行われた。スタッフによると、昌子は父、常夫さんの遺影をレコーディングブースに持ち込み、対面する形で臨んだ。再出発に並々ならぬ決意で臨んだ表れでもあった。
ただ、久しぶりにマイクに向かったせいか、「こんなに緊張したのは初めて」と漏らすほど声が硬くなっていた。そこで、なかにし氏が「笑いながら歌ったら」とリラックスさせ、「20年間のブランクをまったく感じさせない歌声」(スタッフ)が堰を切ったようにあふれ出たという。
新曲は1人の女性がいろんな体験を通じて自立し人生を切り開いていくという、昌子の半生そのものが、なかにし氏によって綴られた。メロディーも昌子の代表作「悲しみ本線日本海」を作曲した浜氏が、これまでのイメージを覆すポップス色の強い曲調で書き上げた。
昌子は4時間のレコーディングでしっかりと歌いこなし、「15年間の歌手生活でできた演歌特有の癖が20年間のブランクで抜け、逆に年輪を重ねたことで表現力が増した」(スタッフ)。歌に命が吹き込まれていく様を目の当たりにしたスタッフの中には、涙する人も。昌子本人も遺影を前に感極まり、涙声の時もあったという。
レコーディング終了後、昌子は「たくさんの方々に見守られながら終えることができ、ほっとしています。本当に幸せで胸がいっぱいです」とコメント。やり遂げた充実感でいっぱいだった。作家陣やスタッフは早くも手ごたえを感じたようで、「年末の歌謡曲部門の賞獲りレースも狙える」と鼻息が荒い。
奇しくも、昨年3月に離婚した進一も、昌子の発売3週間前に新曲「たずねて小樽」を発売する。こちらもド演歌ではなく、誰もが気軽に歌えるライト演歌に仕上がった。初夏には、オリコン演歌チャートで元夫婦のガチンコ勝負が実現。果たして、どちらに軍配が上がるのか!!
(サンケイスポーツ)
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